マツエクの施術前のカウンセリングで聞かれることがある「アイボンの使用」

目を洗いたい時に使っている方は多いのではないでしょうか?

しかしながら、アイボンをキャップを目に当てるときにはエクステも容器の中に入ってしまう状況になります。

マツエク中のアイボンの使用は私的にはオススメしていません。

何故、マツエク中にアイボンを使ってはいけないのか?

どうしてもアイボンを使いたい時はどうすればいいのか?

ご紹介していくので参考にしてみてください。

 

マツエクをしていたらアイボンは使えない理由その1

 

 

まつ毛先生まつ毛先生

マツエクをしていたら基本的にはアイボンを使うことはできません。

 

目にかゆみがあるときやゴミが入ってしまったときなど、アイボンを利用すれば目をスッキリさせることができます。

 

アイボンは非常に便利なアイテムであると言えますが、マツエクを施術した当日に使用すると、エクステが外れやすくなるのをご存知でしょうか?

 

エクステを装着するためにはグルーが用いられています。

 

グルーを塗布してエクステを接着する際には、基本的に水などで濡らしてはいけません。

 

汗や涙をはじめとした水分の付着でも接着力が弱まってしまうため、アイボンを使ってしまえば取れてしまう可能性が非常に高くなる事がわかります。

 

アイボンは専用のキャップに洗浄液を満たし、目全体を覆うようにして目を洗うことになる仕組みです。

 

目全体を覆うためにはまつ毛やまぶたの部分までキャップにおさまるようにしなければならないので、まつ毛部分を避けて洗うことは不可能です。

 

ですから、目のかゆみを感じたとしてもアイボン以外の方法で解決しましょう。

 

 

グルーは水分硬化するから水には強いはず?

 

マツエクの接着剤であるグルーは、硬化するために水分を必要とします。

 

グルーに水を付けたら剥がれやすくなるのでは?と思われる方も多いですが、グルーが硬化するのに必要なのは空気中の水分とエクステに含まれるの微量な水分によって効果をしていきます。

 

つまり、ごく微量の水分が必要であって、アイボンを使う時や洗顔をするときの等の大量の水分量は必要ないというわけです。

 

グルーにとって適度な水分量で硬化していくので、グルーが完全に接着するには24時間程度かかります。

 

完全に乾いて接着する前に、接着部分をアイボンに浸してしまうとエクステが剥がれ落ちてしまったり、剥がれやすくなります。

 

エクステを接着するためには、マツエク専門のサロンを利用する人も多いです。

 

高いお金をかけて施術したとしても、アイボンを使用してしまうことでエクステが外れてしまい無駄になってしまう可能性があります。

 

接着が完全でないうちに水分がつくとマツエクが外れてしまうので、アイボンを使わないようにしましょう。

 

 

 

マツエクをしていたらアイボンは使えない理由その2

 

 

まつ毛先生まつ毛先生

マツエクをした状態でアイボンを行うと、目にダメージを与える可能性もあります

 

エクステを接着したあと、接着剤が乾ききらないうちにアイボンを使うと、エクステがとれてしまいアイボンにエクステが入ってしまうかもしれません。

 

そうすると、目を洗浄するつもりが反対に異物を目に触れさせることになってしまいます。

 

エクステが目に入ってしまうことも問題ですが、アイボンを使用するとグルーが目に入る可能性もあります。

 

乾いていないグルーが洗浄液中に溶けだし、目に付着してしまうというわけです。

 

アイボンを販売している小林製薬のHPにも、エクステの事ではないですが、使用する場合の注意点が紹介されています。

 

洗眼液のカップは清潔に保って下さい。カップの汚れを目に入れてしまっては逆効果です。

目の周りの汚れを取ってから洗眼しましょう。

女性はマスカラなどが入らないように気を付けましょう。

また、気持ちいいからといってやり過ぎないように気を付けてください

小林製薬 アイボン公式サイトより

 

グルーの成分が目に入ると、炎症やかゆみといった症状を感じる可能性があります。

 

グルーは、ホルムアルデヒドという揮発成分を発生し続けるものなので、基本的に無害な物とは言えません。

 

施術により目やその周辺に異常を感じた場合は、直ちに皮膚科や眼科などの医療機関を受診し、まつ毛エクステンションの施術を受けたことを告げて診察を受けましょう。

厚生労働省公式サイトより

 

アイボン以外の洗浄液であれば成分が溶け出さないのではないかと考える人もいるかもしれませんが、種類に問わず洗浄液を使用すると接着剤の成分が溶け出してしまう可能性もあります。

 

マツエクの施術をしてもらったときに、サロンで説明がないかもしれませんがマツエク中にアイボンを利用することはとても危険です。

 

目をスッキリさせるつもりが、目に違和感や痛みを感じるようになる可能性もあります。

 

そういった危険を冒してまで目を洗浄しなくても、ホコリなどは涙によって自然と外に出されるようになっているので、マツエクをしている間はアイボンを使わないようにしましょう。

 

 

 

マツエクをしていたらアイボンは使えない理由その3

 

 

まつ毛先生まつ毛先生

そもそも、アイボンを使う時は目の周辺に付いている物はすべて取らなければいけません!

 

マツエクを装着しているあいだにアイボンを使用できない理由は、他にもあります。

 

それは、アイボンの使用方法で禁じられているというものです。

 

そもそも、使用時には目の周りの化粧全てをとらなければならないとされています。

 

カップに化粧品が付着することを防ぐためはもちろんですが、目元やまつ毛に残った化粧品が目に入ってしまい、目を傷つけたり悪い影響を与えてしまったりするということを防ぐためには、目の周りをきれいにしておかなければなりません。

 

使用前にはコンタクトも外すことが決められており、目やその周りのものはすべてとっておく必要があるのです。

 

使用方法

コンタクトレンズを装着されている場合は、使用前に必ずコンタクトレンズをはずすこと

使用前に目のまわりの化粧や汚れはきれいにふきとること

小林製薬 アイボン公式サイトより

 

目への悪影響を防ぐために、メーカーが発表している使用方法で目の周りものをとっておくことが決められています。

 

メーカーが示している使用方法に従って使わなければ、何か異常が起こったとしても自己責任となってしまいます。

 

せっかくエクステをつけてキレイな目元になることができたとしても、アイボンを使用したことでそれが台無しになってしまうかもしれません。

 

普段アイボンを利用する習慣があるという人は、マツエクを付ける前に、マツエクつけたら洗浄することができなくなるということを踏まえておくようにしましょう。

 

 

 

どうしてもアイボンを使いたいのなら

 

 

まつ毛先生まつ毛先生

どうしてもアイボンを使いたいのであれば、マツエクオフしましょう

 

特に花粉症の人や、慢性的なアレルギー性で目のかゆみの症状がある人は、定期的に目の洗浄を行いたくなるものです。

 

目を洗浄するとかゆみを抑えることができることもあります。

 

また、アイボンを使用すれば一時的にスッキリしますし、ホコリやゴミがとれたことを確認できると更にスッキリした気分になるのです。

 

けれども、それがクセになってしまい、一日に何度もアイボンを使用している人も少なくありません。

 

しかしながら、マツエクをつけてしまった場合は回数に関係なくアイボンを使用することはオススメできません。

 

どうしてもアイボンを使いたいのであれば、そのときはエクステを全てとってしまうしか方法は無いでしょう。

 

もしも、エクステをつけた状態で目の洗浄を行い、異常が生じたとしても使用者の責任となります。

 

メーカーでは目の周囲に何もつけないようにと指示しているので、他の誰かの責任にすることはできません。

 

エクステをつけている期間中は絶対にアイボンを使用しないようにしましょう。

 

それでも使用したいというのであれば、エクステをすべてとってからアイボンを使うようにしてください。

 

 

 

まとめ

 

 

「マツエクにアイボンを使えない3つの理由と使いたい時の注意点」いかがでしたか?

 

マツエクを利用している期間中に、どうしてもアイボンが使いたくなる人は少なくありません。

 

目にホコリが入ってしまったときや、プールに入ったあとの使用はもちろんですが、それ以外にもアレルギー性の目のかゆみがある場合に使用したくなってしまう人は多いものです。

 

たしかに、アイボンは目をスッキリさせるために非常に便利なアイテムだと言えます。

 

しかしながら、マツエクをしている場合はアイボンを使用することで、エクステが外れてしまったり、洗浄液中にエクステ用の接着剤が溶け出してしまう可能性があります。

 

せっかくつけてもらったエクステがとれてしまうだけではなく、目に大きなダメージを与えてしまう可能性があるので、エクステをつけている最中には絶対アイボンを使用してはいけません。

 

そもそも、目には入ってきたホコリやゴミは涙が自然に外に排出してくれるという働きが備わっています。

 

アイボンを使用する際は、取扱説明書にある注意事項を読んでから使うようにしましょう。