アイシャンプーご存知でしょうか?
マツエクをしている方であれば、サロンでオススメされたり実際にアイシャンプーで清潔にしている人は多いと思います。
名前から想像すると「眼を洗うの?」と思ってしまうかもしれませんが、実際にはまつ毛と目元を清潔にしていくアイテム。
眼を洗う事を考えた時には「アイボン」を思い浮かべる方は多いと思いますが、特にマツエクやつけまつ毛をしている場合はアイボンでは洗えません!
マツエクをしていても安心して清潔にできるのがアイシャンプーです。
今回はアイシャンプーについてご紹介していきます。
アイシャンプーとは?
リッドハイジーンならアイシャンプー♪
女性にとって欠かせないメイクアップで、特に大きく印象を変える部分といえばアイメイクです。
目元の化粧は顔のイメージを決める重要な部分になるので、アイメイクに特に時間をかけてメイクアップする人が増えている中、アメリカで誕生したリッドハイジーン※1という、まぶたを清潔に保つケア方法が最近日本でも注目されています。
そのケアアイテムとして取り入れられているのが、アイシャンプーです。
※1 リッドハイジーンとは、簡単に説明すると「目元を徹底的に綺麗にする」事を言います。
アイシャンプーとはまつ毛専用のシャンプーで、メイクを落としても残ってしまった汚れや目元の古い角質などを取り除き、肉眼では見えにくいフケや皮脂を洗いにくい目のキワまでキレイに洗い流すことが出来る、美容を気にする女性には欠かせないアイテムです。
まつ毛の周りは、アイメイク汚れが残っていたり汗や涙などによって付着したホコリなど、一見いつも行っている化粧落としで洗い落とせているように見えても、小さな汚れが蓄積されがちです。
その汚れをそのまま放っておいてしまうと場合によっては、まつ毛の間に肉眼では確認出来ないほどの小さなまつ毛ダニが発生してしまい、かゆみや炎症を引き起こすなどのアレルギー反応によって、腫れたりまつ毛が抜けやすくなるなどのトラブルが起こってしまいます。
このような症状を引き起こさないためにも、目元のケアについてよく理解し、日頃から目元を清潔に保つことが非常に重要となります。
アイシャンプーは眼に沁みる!?
目にしみにくい成分で出来ており、洗いにくい目元をスッキリ洗い上げます♪
アイシャンプーは濡れた手でも、マツエクをつけている状態でも使用することが出来ます。
目元にシャンプーと聞くと目に沁みそうと思ってしまいますが、使用されている成分は目のことを考えて作られていて、涙に近い弱アルカリ性の成分を使用しています。
また、目に負担のかからないように涙と同じ塩分濃度に設定し、保湿成分のヒアルロン酸や抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kが配合されているものなど、ただ汚れを落とすだけでなく目元周辺の肌トラブルを予防してくれます。
また、眼科のドクター指導のもと開発されているメーカーのアイシャンプーも登場し、目のことを考えたケア用品として推奨されています。
まつ毛・目もとを毎日清潔にすることでマイボーム腺のつまりや、雑菌・まつ毛ダニなどの繁殖を防ぐことができます。まつ毛シャンプー(アイシャンプー)はマイボーム腺をキレイに保つ日本初の“リッドハイジーン”専用商品です。
喜久かわしま眼科より
目元を美しく健康的に保つことが出来るアイシャンプーを是非一度試してみてはいかがでしょうか。
アイシャンプーの使い方
アイシャンプーは泡の力で優しく洗っていくのが基本です♪
アイシャンプーは髪の毛を洗う時のヘアシャンプーと同じように、ゴシゴシと頭皮の皮脂を洗い流すというような使用方法をイメージしがちですが、極力摩擦を抑えて泡の力を使って洗浄していきます。
泡の力で細かい部分の汚れまで落とすことが出来るので、繊細な目元を無理に擦る必要がなく、ノンオイルなのでマツエクやまつ毛パーマをしている方にも安心してお使いいただけます。
最近はまつ毛サロンなどで多く導入されていますが、自宅でのホームケア用として販売されているものもあり、毎回サロンへ行かずに自宅で簡単にケア出来ることも注目されている理由の一つです。
アイシャンプーの使い方の手順
アイシャンプーの使い方は、まず通常のメイク落としでアイメイクを落とした後に使用します。
薄いアイメイクやオフ残しの部分などはアイシャンプーで落とすことが出来ますが、ウォータープルーフの化粧品などを使用したしっかりとしたアイメイクの場合には、先にしっかりとクレンジングを行ってからの方がより洗浄効果があります。
自宅で行う場合は泡を3~5回プッシュ、10円玉ほどの大きさを手ひらかコットンに出し、目元に優しく泡を乗せてマッサージするように伸ばします。
細かいところは綿棒などを使うのもおすすめです。
あとは水かぬるま湯で洗い流し、通常の洗顔を行って完了です。
朝・夜の1日に2回に行うのが理想的で、5分前後で完了する手軽さも自宅ケアで取り入れやすい点です。
サロンによって洗い方は若干違いますが参考動画がありましたので参考にしてみてください
マツエクサロンもオススメ!?
自宅以外でも、より細かくしっかりと汚れを落としたい方はマツエクサロンでのケアがおすすめです。
マツエクサロンでは細かい部分まで筆などを使用して根元の洗浄を行ってくれるので、より丁寧に優しく目元のキワまで洗い流してくれます。
正しく使用することによりマツエクの持ちがよくなるだけでなく、新しいまつ毛が健康に育つように保護してくれる効果が期待でき、マツエクやまつ毛パーマと同じように目元のメンテナンスとして取り入れる方が増えています。
自宅ではシャンプーや歯磨きと同じように毎日の習慣的なケアとして、サロンでは定期的に念入りなお手入れをすることが、まつ毛にとっていい環境を作るためのケアの方法です。
正しい使用方法をしっかりと理解して、効果的な使い方をすることで理想的な目元に近づけますね。
もし当サイトをアイリストの方が見ていたのであれば、お客様にアイシャンプーをオススメする方法などがまとめられた、現役アイリストさんの動画がありましたので、参考にしてみてください。
こんな時にもアイシャンプーは効果的
まつ毛を綺麗にしていく事で、色々な効果が期待できます
アイシャンプーは目元を清潔に洗浄することにより、細かな汚れを落としてまつ毛ダニの予防をしたり、マツエクの持ちを良くする効果が期待できますが、他にも日頃のケアに取り入れることによるメリットが沢山あります。
人の目にはマイボーム腺という、目を乾燥などから守るための脂質が分泌される小さな穴が一箇所ずつあります。
この穴にアイメイクの細かいラメやパウダー、細かなホコリなどが詰まることで、目の潤いに必要な涙が乾いてしまいます。
それが原因で目がゴロゴロしたり、乾いてしまうドライアイの原因になってしまいます。
またマイボーム腺が清潔に保たれていないことで細菌が入ってしまい、ものもらいが出来たりと様々なトラブルを引き起こします。
アイシャンプーを使ってしっかりとケアすることでマイボーム腺も洗い流して清潔に保つことが出来るので、ドライアイやものもらいを未然に防ぎ、さらには花粉症の方にも目のかゆみやゴロゴロする目をスッキリとさせて、不快感を軽減することが期待できます。
アイシャンプーを使用したリッドハイジーン効果の検証試験
試験趣旨・目的
アイメイクによる慢性眼不快感等を訴える女性を対象に、アイシャンプーを1ヶ月使用させた際の、リッドハイジーン効果を平行群間比較試験により検証。対象者
参加の同意を書面で得られたアイメイクによる慢性眼不快感等を訴える女性(20歳以上、40歳未満)で、試験責任医師が試験参加不適当と判断した者を除いた20名試験方法
被験者アンケートおよび、医師による検査をアイシャンプー使用群とコントロール群に10名ずつの2群に割り付けて実施。4週間使用後に再度査を実施し、各群内における症状の変化並びに群間における症状の変化量について統計処理し検討をおこなった。試験結果
アンケートによるドライアイに対する自覚症状、医師の検査によるマイボーム腺の状態が改善しました。
男性にもオススメのアイシャンプー
美容のメンテナンスに気を使う女性だけでなく、日頃パソコンをよく使用し疲れ目やドライアイを感じる男性も、一度目元のケアとして取り入れてみるのもおすすめです。
またマイボーム腺やまつ毛の生え際をキレイにすることで、まつげの育成に役立てるためのまつ毛美容液もより浸透しやすくなります。
日常的なアイメイクなどで蓄積された汚れや皮脂によるまつ毛ダニは、今や日本人の5人に1人の割合で発生すると言われています。
男性でアイメイクをする人は少ないと思いますが、目元の汚れはアイメイクだけではありませんよね。
そんな誰でも起こりうるトラブルを未然に防ぎ清潔に保つことが出来るだけでなく、ホコリや花粉による目の不快感やドライアイなどのストレスを軽減出来るケアアイテムがアイシャンプーです。
まとめ
「アイシャンプーでリッドハイジーン?効果や使い方を解説」いかがでしたか。
アイシャンプーは私もサロンで働くようになってから知ったアイテム。
まつ毛が少なくなったり薄くなれば、女性的には見た目が残念なことになってしまうこともあります。
まつ毛ケアには、まつ毛美容液が定番でしたが、まつ毛を清潔方法するアイシャンプーもオススメです。
多分、ほとんどのマツエクサロンではオススメしていると思いますので、アイシャンプー試してみてはいかがでしょうか?