マツエクしている時、もしくはマツエクを始めてみようと考える方が、気にする事はクレンジングではないでしょうか?
その中でも洗浄力のあるオイルクレンジングは、マツエク中には使えないと多くの方が思っているのですが本当でしょうか?
もし、マツエク中でもオイルクレンジングが使えるのであれば、使いたいと考えている方も沢山いると思います。
今回は、マツエクにオイルクレンジングを使ったらどうなるのか?説明していきます。
オイルクレンジングでマツエクはどうなる?
マツエクしているからこそ、オイルクレンジングをオススメします!
マツエクしている時の汚れを落とすには、「オイルクレンジングは避けたほうがいい!」と考える方や「どうなるの?」と心配する方が多いです。
エクステは油分に弱い(正確にはエクステを付けている接着剤)と認識されており、実際にマツエクに使われるグルーと油分の相性がよくないと言われています。
マツエクをするかどうか悩んでしまう理由の一つに「オイルクレンジングが使えなくなる」がありましたが、実はこれには根拠がないと言うのも事実です。
私が思うのは特に20代半ば以前の方は皮脂の分泌が盛んな方もいらっしゃいます。
特にTゾーンは皮脂の分泌が盛んで油ですが、それが原因で取れたという話も聞いたこともありません。
ただし、グルーには油分が含まれているのでオイルクレンジングとの相性で考えると良くないと考えてもおかしくはないです。
それでも、私がマツエクはオイルクレンジングがOKする理由についてお話していきます。
なぜ、マツエクにオイルクレンジングが使えないと言われてきた理由
まず、オイルクレンジングが使える理由を話す前に、何故使ってはいけないと言われ続けてきたかお伝えしていきます
オイルクレンジングの油分とグルーに含まれている油分の相性が悪いから!
オイルクレンジングが使えない一番有名な理由が、グルーにも油分が含まれているからです。
まつ毛エクステンションはグルーによってまつ毛に装着していきます。
このグルーの中には油分が含まれているため、オイル系の物を付ける事により油分が溶けだしてエクステが取れてしまうと言うのが、今までの一般的な考え方でした。
例えばマジックでホワイトボードに文字を書いて乾いた後に水で拭いても消えませんが、マジックで擦ると溶けだして消えていくのと同じ現象がグルーにも起きると言われている考えです。
考え方で言えば正論なので、みんな信じてしまうのはある意味普通と言えます。
しかし、オイルクレンジングを使ってみてエクステが取れてしまった方って、ほとんど聞いたことがないです。
オイルクレンジングに含まれている界面活性剤がグルーを溶かす?
オイルクレンジングには必ず界面活性剤が含まれています。
界面活性剤と言えば、あまり良いイメージを持たない人もいますが、オイルクレンジングには必要になります。
それは「洗浄力のため?!」と思いそうですが、ちょっと違ってオイルクレンジングの油分とメイクや皮脂などの油分が混じりあったものを、水やお湯で洗い流せる役割があります。
逆を言えば、メイクや皮脂をオイルで浮かせても界面活性剤が無ければ、流れないで顔に付いたままになると言うわけです。
顔にメイクや余分な皮脂などが残ってしまえば、ニキビや肌荒れなどの原因になってしまうので、オイルクレンジングには必須とも言えます。
ちょっと話は戻りますが、界面活性剤には洗浄力はありません。
しかし、界面活性剤による乳化する働きを洗浄力と勘違いしている事もあるようです。
この勘違いしている界面活性剤の乳化によってエクステが取れてしまうと考える方もいらっしゃいます。
私がなぜ、マツエクにオイルクレンジングをOKするのか
マツエクを綺麗に保つなら今日からオイルクレンジング!
マツエクをするのなら長持ちさせたいのが本音ですよね?
マツエクを長持ちさせる方法は、マツエクを長持ちさせる6つの理由でもお話ししましたが、
☑クレンジングは優しく、時間をかけずに
☑擦らない
☑まつ毛コームでとかす
☑まつ毛美容液でケア
☑定期的にマツエクオフする
☑特に施術直後は、扱い方に注意すること
この6つのポイントが大切になってきます。
この考え方でいくと、マツエクを長持ちさせるためのクレンジングは「優しく」「擦らない」「時間をかけない」になります。
この3つを意識したクレンジングをするには、オイルクレンジングが優秀だという事になるのです。
なぜ、オイルクレンジングで優しく洗えるのか
洗浄力の高いオイルクレンジングが、なぜ優しく洗えるのかと言いますと、短時間でメイクを乳化させ水で簡単に洗い流すことができます。
つまり、「優しく」「擦らない」「時間をかけない」がオイルクレンジングですることができるのです。
マツエクに負担をかけないようにするためには、「優しく」「擦らない」「時間をかけない」ができる事が重要になります。
オイルクレンジングにも色々な種類がありますが、乳化の早いものは細かいところまで短時間で落とすことができるので私はオススメしてます。
効果的にメイクを落とすには
オイルクレンジングはメイクを落とすのには優秀なアイテムですが、時間をかけない事も重要なポイントになります
ウォータープルーフのマスカラ最強な落とし方!?でもお話ししましたが、落ちにくいポイントメイクメイクがあれば、専用のリムーバーで先に落としておきましょう。
こうすることで、クレンジングの時間を短縮させ、肌への負担を軽減できるからです。
また、洗い流すときは水よりも温かいお湯で落とす方が早く落ちます。
なぜ、オイルクレンジングでマツエクが取れてしまうと言われているのか!?
オイルクレンジングでマツエクが取れてしまうのは使い方次第です!
オイルクレンジングでマツエクが取れてしまう原因が、メイクを落とすために必要以上に擦ってしまっう事が一番の原因です。
そしてきちんと落としたいがために、必要以上に時間をかけてメイクを落とすことも、マツエクには良くはありません。
そもそも、オイルクレンジングは時間をかけて浸透させるものではないからです。
オイルクレンジングは乳化に優れているので、優しく乳化させてきちんと汚れを落としましょう。
一度固まったグルーは、オイルクレンジングで落とすことは難しいです。
強引に擦れば話は別ですが、オイルクレンジングを使ったからと言って、すぐにマツエクがポロポロ落ちる事はありません。
むしろ他のクレンジングを使って時間をかけている方が、マツエクが取れてしまうリスクが高くなります。
オイルクレンジングって?
オイルクレンジングの基本を覚えましょう
オイルクレンジングは商品にもよりますが8割近くがオイル、2割近くが界面活性剤、その他が防腐剤や香料などになります。
殆どがオイルなので、油分を溶かし界面活性剤の働きで水やお湯で洗い流すことができます。
界面活性剤と聞くと嫌なイメージを持つかもしれませんが、界面活性剤が入っていなければ油ギトギトの顔になってしまいます。
それと使い方も重要になってきます。
オイルクレンジングは乳化させて落とすのが基本。
ただ付けて擦れば良いわけではなく、優しくメイクや余分な皮脂に馴染ませることを意識して、洗い流しましょう。
洗浄力があるからと言って、洗いすぎると大切な皮脂までも落としてしまうので、適度に使う事も忘れないように。
お肌が弱い時は?
お肌が弱い方が毎日オイルクレンジングを使っていると、お肌のトラブルに繋がっていきます。
これには個人差があり、使い方にもよるのですが正しく使っていて違和感を感じたら、毎日使うのではなく自分のお肌の状況に合わせて使っていきましょう。
また、オイルクレンジングにも色々な種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。
オイルフリーのクレンジングの方が良い?
マツエクにはオイルフリーのクレンジングが適しているという声が聞かれていますが、私はそれでもオイルクレンジングをオススメします
オイルタイプは洗浄力が高いですし、最近はマツエクに使用できるタイプが登場しています。
正しい洗い方を守っていれば、マツエクの寿命を十分に引き延ばすことができるでしょう。
過度に洗っていればよくないのは、オイルクレンジングに限ったことではありません。
間違った方法で洗顔している人は思いのほか多く、これはマツエクにダメージを与えている可能性が十分にあります。
マツエクOKのオイルクレンジング
最近ではマツエク対応のオイルクレンジングが登場しています
なぜ品質改良をしてまでマツエクOKのオイルクレンジングが登場するかというは先ほどの話で分かってくると思います。
さっぱりした洗浄力はやみつきになりますし、汚れをしっかりと除去できるので肌にも良いのです。
汚れは肌を傷める原因になりますので、しっかりと除去しておくのが好ましいです。
正しい方法で使用すれば肌やマツエクにダメージを与えることなく、汚れや皮脂だけを落とせるでしょう。
私個人的には、オイルクレンジングをオススメしてきましたが、今のところどの企業の情報を見ても、明確な根拠はありません。
そう考えると、マツエクでもOKなオイルクレンジングを使うのが、現状的には安心して試せると思います。
まとめ
「なぜマツエクはオイルクレンジングがOK?本当はどうなる?」いかがでしたか?
今まではマツエクにオイルクレンジングは使えないと多くの方が言ってきました。
しかしオイルクレンジングの特徴を知ることで、実際にはマツエクに負担をあまりかけずに洗えることがわかってきます。
「優しく」「擦らない」「時間をかけない」ができるオイルクレンジングは、マツエクのためのクレンジングと言えます。
もちろんマツエクを長持ちさせるには他のケアも重要になってきます。
目元を綺麗にすることが、まつ毛・マツエクケアの基本になります。