マスクをつけると、隙間から出る湿気によってまつ毛が濡れて下がってしまうことがあります。
特にマスクをしていると、目元が目立つことになり、それと同時にまつ毛の印象がハッキリ現れてきます。
マスクはしたいけど、まつ毛を下げたくない!
そんな時の対処方法をご紹介していきます。
マスクをするとまつ毛が下がってしまう原因
マスクでまつ毛が下がってしまう原因は、呼吸の際に発生する息!
つまり、息に含まれる湿気によってまつ毛が濡れて下がってしまうのです!
普通に呼吸している場合は呼吸は直ぐに放出されますが、マスクをしていると湿気が留まります。
そして次第に湿度が上がり、湿ったり水滴が生じるようになります。
マスクをつけた状態だと、100%の息がマスクを通って外には出ずに隙間から湿気とともに排出されるようになります。
まつ毛は息に含まれる水蒸気で濡れることにより、やがて下がる結果に至ります。
メッシュを粗くして隙間を広げると、口や鼻を保護する意味がなくなってしまうので、湿気や水蒸気の発生は仕方がないといえます。
しかし、まつ毛が下がるのも困りものですから、なんとか両立したいところですよね?
息や外気を適度にさえぎりながら、水蒸気だけを外に放出できれば良いわけです。
ただ、多くの市販のマスクは保護を最優先に考えているので、口元が蒸れやすく顔に不快感が生じるのは確かです。
メガネをしている方なら経験されていると思いますが、マスクをするとメガネが曇ることからも、やはり湿気がこもって上手く排出できていないと分かります。
マスクから、まつ毛までは直ぐのところにあるので、「マスクをしている=まつ毛が濡れてしまう」ことになってしまうのです。
まつ毛が下がらないためのマスクとは
まつ毛が下がらないためには、顔に密着するマスクを選ぶことが基本です!
一見すると矛盾しているようですが、密着こそがまつ毛が下がる水蒸気による濡れを防ぐポイントとなります。
密着したマスクの手順
狙い目は顔に沿うよう立体的に作られているマスクで、これを鼻の位置から密着させる形で着用するのが、まつ毛が下がるのを防ぐマスクの付け方です。
顔の正面から装着したり、あごや口元から付けていくと、鼻の周囲に隙間ができてしまいます。
特に、平面的で顔の立体感が考慮されていないものは、密着を意識して装着しても少なからず隙間が生じます。
隙間は外気を呼び込んでしまいますから、フィルターの機能として考えても、あまり良いこととはいえないでしょう。
隙間なく鼻の方から付けていく、これこそまつ毛が下がらないためのマスク着用方法です。
隙間を少なくするマスクの付け方
顔の動きに追従して隙間が生じないことも、マスクに求められる性能や着用の要点です。
基本はまず、裏表や上下を確認したら、鼻の部分を摘んで小さな三角形を作ります。
次に顔の部分(頬の上)にフィットするように形を整えます。
その状態であご側を下に引っ張り、適度に伸ばした状態で耳に紐を掛けていきます。
これで鼻を中心とした正しい着用が行なえるので、隙間が生じにくく息で蒸れたり、水蒸気でまつ毛が下がることも、かなり避けられます。
口を覆い耳に紐を掛けてから鼻をカバーしたり、一度装着した状態から鼻を出して再び戻すのはNGなので気を付けましょう。
警視庁より!まつ毛が下がらないマスクの付け方!
「警視庁より」と言いましたが、まつ毛が下がる原因と同じメガネが曇らないようにする方法を紹介していましたので参考にしてみてください。
災害時、埃等防止のためマスクが必須となります。眼鏡の方は、「マスクをすると、自分の息で目の前が真っ白!」の経験ありませんか?解決方法は、マスクの上部を内側に折る、若しくは、マスクの内側にティッシュを添えるだけです。花粉症の季節や風邪の時にも使えますので、一度お試し下さい。 pic.twitter.com/M7pM9WL4Wp
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 25, 2018
眼鏡が曇りにくいマスク
マスクの中にはメガネがくもりにくい様に設計されているものもあります。
特に注目したいのが鼻に当たる部分の構造を、ノーズクッションとワイヤーでしっかりとフィットさせてまつ毛を濡れさせないことです。
ノーズクッションにウレタンスポンジを、ノーズワイヤーにアルミプレートを使用することで、鼻への密着度が高まって息がモレにくく、メガネがくもりにくくなりました。
また、マスク中央部にセンターワイヤーを採用し、口元に空間を設けることで吐息の上部への抜けを抑えました。
まつ毛が濡れても下がらないためのマスカラの付け方
まつ毛が濡れても下がらないマスカラの付け方は、下地作りをしっかり行い湿気の吸着を防ぐことが、下がるのを防止する方法!
ウォータープルーフマスカラ「耐水性仕様」は特に、水分を弾いて形状をキープしますから、マスクの着用でまつ毛が濡れて下がる問題の解決に役立ちます。
ビューラーで形を整え、水蒸気に強い状態にするわけですが、まつ毛の基本ともいえる根元からしっかりと挟んでいきましょう。
根元の次は中央部分、そして毛先と順番に形を作ります。
マスカラのポイントは全体に満遍なく、しかし重くならないように薄く重ね塗りしていくのがコツです。
適度に乾いたら塗る、それを繰り返して最終的に完全に乾かします。
下地を整えマスカラでまつ毛全体を覆うと、多少の水蒸気は吸いませんし、濡れて下がることもなくなります。
流石に長時間マスクから出る湿気を浴びてしまうと、少しずつ水分を吸着して濡れてしまい、まつ毛が下がってしまうこともあります。
ただ実際問題として、マスクから漏れる呼吸に含まれる水蒸気程度なら、しっかりと下地を作っておけば大丈夫でしょう。
マスクの着用とマスカラの付け方によって相乗的に、マスクから漏れる水蒸気に負けないまつ毛が完成します。
濡れても下がらないまつ毛の基本!
まつ毛が下がらないマスクの付け方や、ウォータープルーフマスカラ、どちらか1つでも対応は可能ですが、万全を期すならメイクも忘れずにしておきたいところです。
外出してからだと、直すのが難しくなりますから、家を出る前に水蒸気が気にならなくなる目元を作るのがベストです。
正確にいえば、濡れても簡単に崩れないメイクが理想的で、目元をそのまま長時間キープできることが大事です。
ホットビューラーを使うのも良いですから、いずれにしても下地を入念に作るのが基本中の基本となります。
下地の完成度が高ければ、その分キープ力がアップしますし、労力を掛けて得られる結果が違ってきます。
マスカラはまつ毛の中央から、根元や先端に掛けて薄くなるように塗ると良いでしょう。
根元ばかり厚塗りしてもあまり意味はありませんし、毛先は重くなると垂れ下がりやすくなります。
その為、毛の中心ともいえる中央部分を重点的に、水蒸気から保護するように塗っていくのが合理的です。
汗や水に強いタイプの下地であれば、マスクで下がる問題にも対応しますし、汗による蒸れにも耐えられるので一石二鳥です。
まとめ
メイクの崩れやテカリが生じることもあるので、マスクを嫌って着用しない人います。
ところが、感染症が流行している時期においては、うつされたりうつさないためにもマスクが不可欠!
マスクをしていると、目元が特に目立ってきます。
まつ毛も湿気によって下がってしまうこともありますが、マスクとマスカラを上手く使い合わせることで下がらないまつ毛を作りましょう♪